お客様の声 Y様邸

「家のことだけでなく、
土地探しから親身になってくれました」
吹き抜けで2階と3階がつながる
都会的なブラックインテリアのガレージハウス

Y様

 

家づくりを始めたきっかけを教えてください。

 外観  

ご主人:大町で平屋に住んでいましたが、子どもたちの学校生活を考えたら長野市内の方が便利なんじゃないかと思って、土地探しから始めました。

大町の土地は広くて安かったんですけど、庭の管理が大変でえらい目にあったので、

「次は絶対庭がない家にする!」

って決めてたんです(笑)。

みんな新築する時って庭が欲しいと思うけど、僕は逆で、庭のない都市型にしたかったですね。

でも土地が狭いということは、建物を上にしか伸ばせないから、はじめから3階建てを希望していました。  

ハーバーハウスはどのようにして知りましたか?

 

ご主人:インナーガレージも希望としてあったので、ガレージハウスについて検索していたらハーバーさんにたどり着いたんです。

正直、全然知らない会社でしたけど、ハーバーさんにはインナーガレージの専用プランがあって、木造で3階建てに対応しているのも印象が良かったです。

鉄骨やコンクリートで3階建てができる会社も何社か検討したんですけど、見積額にびっくりするくらいの点があって(笑)。

あと、ハーバーさんのYouTubeでも新潟エリアの家が色々紹介されていたので

「こういう家もあるんだ」

と、参考によく観てました。

それで一緒に土地探しをするようになって、僕が見つけた土地について来てくれたり、ハーバーさんが見つけた土地を見に行ったりしたんですけど、なかなか思うように進まなくて。

と言うのも、40~50坪は欲しかったんです。

でも希望のエリアには30坪くらいの土地しかないから心が折れて、

「もう決めて建てちゃおうか…」

とも考えたんですけど、ハーバーさんが

「それだと理想のプランにはならない土地サイズだからやめましょう」

って引き止めてくれたんです。

それからも毎日土地情報をチェックしてたんですけど、ある日の朝に、ここ(約43坪)が更地になるっていう情報を見つけて、すぐに土地を管理している不動産屋とハーバーさんに連絡したんです。

そしたらハーバーさんがその不動産屋を知ってたので、すぐにコンタクトしてもらって。

ハーバーさんを選んだ決め手は

「設計の自由度」

なんですけど、家のことだけじゃなく

「土地探しも親身になってくれた」

のが嬉しかったですよね。  

弊社の強みが活かせたようで良かったです!
ではこの家の特徴を教えてください。

 

奥さま:1階はホテルライクですね。

エントランスは最初全部土間にしようと思ってたんですけど、ピアノを置くとなるとそういうわけにもいかないから、鏡面仕上げの石目柄にして、空いてるスペースにセカンドリビング的な要素を加えました。

個室の床はカーペット敷きにして、寝るだけの空間のシンプルな間取りにしています。  

 内観  内観  内観

玄関からグランドピアノが目に入って来てびっくりしました。どなたが弾かれるんですか?

 

ご主人:ピアノは子どもたちです。

僕らは二人とも音楽をかじってないですけど、子どもには音楽をやらせたかったんです。

奥さま:ずっと自分がやりたかったことで、主人ともそこは意見が一致してました。

でも私はアップライトピアノでいい派、主人はグランドピアノがいい派で、すごく意見が割れて揉めたんだよね?(笑)。

ご主人:「やるならグランドピアノを買わないと」

と思ったんですけど、1階にインナーガレージもつくりたい、ピアノも置きたい、こりゃまいったなと。

でも実際には意外にスペースが確保できて、両方叶ったので良かったです。

その1階から階段を上がった先に広がる、吹き抜けの2階リビングは開放感もありますね。

 内観  

ご主人:前の平屋でも吹き抜けにしてたんですけど、失敗だと思ったんです。

と言うのは「寒い」。

家の中が「暖まらない」。

だから今回はどうしようかなと思ったんだけど、ハーバーさんが

「今の気密性の高い家ではそんなことないですよ」

って言ってくれたので、また吹き抜けにしました。

奥さま:ちなみに前の平屋は、建ててまだ10年しか経ってないので、逆に10年で家の進化ってすごいんだなと思いました。

全然違うよね?

ご主人:引渡し前のオープンハウス(2月末~3月中旬)に僕らも何回か来させてもらって、どんなものか確認したんです。

そしたらめちゃくちゃ暖かかった!

真冬ではなかったにしろ、エアコン2台で家中あったかい。

むしろ1台でもいけそうで、夏は3階、冬は1階だけつければ過ごせるんじゃないかと思いましたね。

あと、床が冷たいんじゃないかなと心配してたんですけど、床もあったかくて安心しました。

奥さま:「こんなに違いがあるなんてすごい!」

と思って。

子どもはずっと裸足で走り回ってます。

キッチンはホテルのBARのような落ち着いた雰囲気で、これまた素敵です!

 内観  

ご主人:グラフテクトのキッチンがいいね。

手ごろな値段でおしゃれなデザインだし、ダイニングテーブル一体型だから、食べ終わったらそのまま横のシンクに食器を片付けられる。

奥さま:そう、配膳がラク。

キッチンとしての調理スペースは狭いけど、ダイニング部分も作業用に使えるのでそれほど気にならないです。

ご主人:はじめはスペースが狭いかなと思ってたんですよ。

でもリビングとの間に段差があるから、キッチンとダイニングが別のものだとここに収まらなくて、結果、選択肢がなかった(笑)。

キッチン収納は妻の身長に合わせて、手の届く範囲に付けてます。

メインで使う人が使いやすくないと意味がないので、女性でも簡単に道具を出し入れできるようにしました。

奥のタイルはこだわりで全部本物を貼ってます。

向かいの小上がりもLDKと色味が統一されているので、違和感なくくつろげそうです。

 内観

ご主人:昔、家族でアジアンテイストのホテルに泊まったことがあって、部屋の小上がりにベッドが置いてあったんですよ。

そこからはTVも観れるし、寝室にもなるし、居心地が良かったので、同じような空間をどうしても家にも取り入れたくて。

でも、ただ和室をつくるだけだと結局物置になったり、子どもが成長したらあまり使わなくなるって聞いたので、長く使えるようにするにはどうしたらいいかを、設計の豊島さんとよく話し合いました。

座った時に頭が当たらない高さとか、茶室っぽく見せたいから格子戸を付けたいとか。

奥さま:主人と豊島さんが話してるのを聞いてたんですけど、私は全然想像できなくて(笑)。

二人だけで話が通じてて、完成したのを見てようやく理解できました。

 内観

ご主人:空間自体は茶室より広いんですけど、イス代わりに腰掛けながらTVを観ることもできるし、収納は吊戸棚にして旅館風にしたり。

2階はある程度明かりを取りたかったので、収納の下からも光がしっかり入ってくるのは豊島さんの提案のおかげですね。

奥さま:しかもこの収納が、見た目以上に奥行きもあって相当入るんです!

ひな人形や兜とかの季節物から布団まで、とにかくいっぱい入ってます。

ご主人:大人ひとりは余裕で入るよね(笑)。

リビングの隣にまとめた水回りも、ガラス張りの浴室や幅広の洗面台で高級感がありますね。

 内観

ご主人:お風呂もこだわって肩湯が出るタイプにしました。

はじめからこのモデルを入れると決めてたんだけど、僕はまだ一回しか使ったことない(笑)。

奥さま:お風呂も妥協しなかったね。

私と子どもは毎日肩湯も使って、TVを観ながらゆっくり楽しんでます。

 内観

ご主人:あと洗面にはホテルをイメージしてトイレを併設しました。

子どもたちは最初嫌がって1階に行ってたけど、そりゃそうだよね(笑)。

奥さま:今はもう慣れてるけど、どうしても個室感が欲しい時は1階のトイレに入ってます(笑)。

それと、家事ラクを意識して浴室からサンルームまでが直線でつながっています。

その上で、サンルームは回遊できた方が便利だと思ったので、奥はリビングとつなげてもらいました。

 内観

洗濯物を外で干すのが嫌なので、人目につかなくて安心です。

3階建ては動線計画が難しいと言われていますが、これなら家事もしやすいですね。
では続いて、3階について教えてください。

ご主人:家づくりで、

「子どもはいつか出ていく」

っていう考えがあるじゃないですか。

でも僕は

「子どもと一緒に暮らしていきたい」

っていう想いがあってこの家を建てたので、子どもの居場所もメインのひとつに考えて、3階を子どもたちだけのスペースになるよう設計してもらったんです。

ホール全体が子どもたちの勉強や遊びスペースを兼ねた空間になってて、個室は最小限にベッドと収納だけの寝るだけの部屋。

子どもっぽいかどうかはよく分かんないですけど、二人の好きなように使わせています(笑)。

 内観  内観  内観

奥さま:本人たちは喜んでるよね。

でもバルコニーは私たちが

「日焼けするためのスペースだ」

って言ってた(笑)。

ご主人:だってそれは本当だもん(笑)。

だけどアウトドアも好きなので、バルコニーでは今後、家族でBBQとかできたらいいなと思ってます。

 内観

全フロア「黒」を基調とされていますが、ご主人のこだわりでしょうか?インテリアの参考にしたものなどもあれば教えてください。

 

ご主人:僕が黒が好きなんです。

「黒すぎじゃない?」

ってみんなに言われるんですけど、1階と2階で雰囲気を変えたりしないで、家全体を統一していたいんですよ。

でも白もところどころあるし、光も入るし、暗いと感じることはないですね。

はじめ吹き抜け部分の壁も黒くしようと思ってたんだけど、それはしなくて良かった。

奥さま:独身の頃から、出かけた先で気に入ったインテリアがあれば写真に撮ってました。

ご主人:家づくりの資料写真を撮るために、おしゃれなホテルを探してたよね。

旅行先でも家の見学会を見つけたら飛び込むくらいで。

前住んでいた平屋もモノトーンだったけど、当時はまだ黒い建材が無かったりしたので、代わりに濃いめのウォールナットを組み合わせてましたね。

だからこっちの家の方が近未来という感じでかっこいいと思います。

個人的にあまり「木」が好きじゃないんです。

床も木に見えないように、あえて目地を入れてタイル調にしてるだけなんで。

奥さま:だからオープンハウスで床がひんやりしなかったね。

前の家はキッチンの床が全部タイルだったので、ほんっとに冬は寒かったんです!

 内観

確かに全然木の床に見えないですね!

 

ご主人:コーディネーターの関谷さんから

「目地を入れてタイル調にもできますけど、どうします?」

って提案をもらって。

安っぽく見えちゃうのかなとか、結構悩んだんですけど入れてもらいました。

奥さま:関谷さん大変だったと思います。

主人がすっごく細かいので。

ご主人:何回も何回もプラン出し直してもらってね。

多分相当嫌だったと思うな。

奥さま:誰も気づかないようなところずっと指摘するから、

「また来た!」

と思ってたと思いますよ。

対面での打ち合わせ以外にも、メールで何回やり取りしたか分からないですね。

ご主人:本当に鬱になるんじゃないかと思いましたよ(笑)。

奥さま:全員ね!私たちもハーバーさんも(笑)。

実際の暮らしやすさはいかがですか?

 

ご主人:3階建ては階段の移動が大変だと思っていたんですけど、思いのほか気にならないですね。

意外に3階まで行けるんだなって改めて思いました。

奥さま:年取ったら別ですけどね(笑)。

ご主人:そりゃそうだと思ってます(笑)。

それは覚悟の上なので、1階でも生活できるようにはなっているんです。

奥さま:私も3階にはあまり行かないと思ってたけど、2階に普段いるから感覚としては1個上がるだけ。

みんなも3階のことを2階と言っちゃうくらい、2階のリビングが生活の中心になってます。

最後に家づくりのアドバイスをお願いいたします。

 

ご主人:100%担当者の方が知識を持っているので、こちらからはあまり意見が言えないと思うんですよ。

でも絶対色々聞いた方がいい。

さっきも言ったけど、相手が嫌になっちゃうくらい。

じゃないともったいないよね。

あと、家を2回建てて分かってきたんですけど、やりたいことを伝えると

「それは金額が高くなります」

って大体言われる。

諦めれば金額面は抑えられるけど、でも代わりに他の部分を見直したり、全体で差し引きを考えていけばそんなにトータルでは変わらず済ませることができるんです。

このタイル調の床も、お金がかかると言われたんだけど、

「じゃあ普通のフローリングとどれくらい違うんですか?フローリングにも種類がありますけど、無垢みたいに良い床材と比べたらどうですか?」

って聞いてみると、そんなに違わなかったんですよ。

そういうことって確認しないと分からないから、聞いて良かったです。

なるほど。ちなみに今回、優先度を下げた箇所もあるのでしょうか?

 

ご主人:僕たちが工夫したのは窓でした。

窓を小さくして、ほとんどFIX窓にしたので浮いた分の予算を他のポイントに回しました。

そういう調整も自由設計のハーバーさんだからできたことかもしれないですね。

「もう勘弁してくれよ」

と思われたかもしれないけど(笑)。

設計担当 豊島 勝富

設計担当 豊島 勝富

設計担当者からひと言

Y様邸は「狭小地」「準防火地域」「3階建て」といった条件下で、どこまでできるか?挑戦できた建物です。

コーディネートのテーマも【黒(ブラック)】でしたので、明るさを確保しながらどこまでご希望に近づけるかが課題でしたが、想像以上の仕上がりで、Y様の想いを形にできたと思います。

吹き抜けからの採光・採風、鉄骨階段、ホテルライク、石貼り、床はタイル調や絨毯、おしゃれキッチン、小上がりの畳スペース、3階のバルコニーなどなど、ご希望も多かったですが、そのほぼすべてをカバーできて良かったです。

あとは、これから予定されている新築祝いを楽しみにしています!

その時に改めて、お打ち合わせ時の秘話を色々聞かせてください。

ルームツアー動画公開中!